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2009年秋号(2009年9月議会報告)
本議会は、消防自動車や慈光園建設用地の財産取得、「安全安心のまちづくり」条例の制定などが提案されましたが、いずれも承認されました。
大企業への補助金を含む一般会計の補正、水道事業の一部業務を委託するための補正について、日本共産党は、市民の立場で反対しましたが、賛成多数で成立しました。
また、年金給付額の引き上げを求める請願は、自民クラブと公明党が反対して不採択。
家庭ゴミ無料継続を求める請願は、日本共産党は採択を主張しましたが、継続審査となりました。
日本共産党は、岡崎ひろし、高須賀とし子議員が質問にたち、討論も行いました。
国保財政の悪化には、国保料値上げでなく
一般会計からの繰入などで対応を
「市民のくらしは限界」共産党が主張
国の負担減も影響――4年間で10%減
1984年の大幅削減を皮切りに、もろもろの理由づけのもと、国庫負担金などの削減がいっかんして続けられ、「歳入」に占める国庫の割合も24%に激減(08年・4年間で10%・グラフ参照)
しました。
1人当たり医療費が増加する中で、国からのおカネが減らされるのですから、市の国保財政がよくなるわけがありません。これが高すぎる国保料の大本にあります。
それでも市の国保財政は何とか、実質収支(「歳入」から「歳出」を差し引く)では黒字でした(07年度5億5千万円)。
ところが、08年に導入された後期高齢者医療制度によって、3億5千万円の保険料負担の増加を招き、黒字額が約9千万円に減少。09年以降の財政困難がうきぼりになりました。
9月議会で日本共産党は、くらしが限界にきてい
る市民への負担増でなく、一般会計の繰り入れなどで対応するように強調しました。
 
2010年度中には一部負担金減免制度の運用基準ができる
国保料引き上げの問題とともに、一部負担金減免制度について、質問しました。
これにたいし、福祉部長は、「市は、減免基準は設けていません」と明言。
「現在国において一部負担金減免制度の運用に係わるモデル事業が実施され、2010年度中には、全市町村において適切な運用が行われるよう一定の基準が示される」として、「その基準が示されれば、新居浜市においてもその基準にもとづいて実施する」と答弁しました。
どうなってるの?南中学校西側の南北道路拡幅
墓地の問題から南中のところで中断して17年が経過。交通量の多い路線であり、事故も発生している非常に危険な個所です。日本共産党は、早急に解決するよう求めました。
建設部長
南中学校西側の墓地移転につきましては、条件整備が整わなかったことから、約80メートルを残し、中断せざるをえなかった経緯がある。その後地元関係者と再三にわたり協議を行ってきましたが、進展しないまま今日に至っている。
今後においては、地元のご理解がいただけ、墓地移転問題が少しでも早く解決できるよう、地元関係者の皆様と協議をすすめていく。
| 議員の議案への態度 2009年9月議会(敬称略) |
| 政党会派名 |
議員名 |
水道事業窓口業務委託 |
請願・最低保障年金と3%引き上げ |
請願・家庭ゴミ無料継続 |
9月議会
一般質問 |
07年6月以降の質問累計 |
| ○印 |
反対 |
賛成 |
採択 |
質問 |
回数 |
| 日本共産党 |
岡崎ひろし |
○ |
○ |
○ |
1 |
10 |
| 高須賀とし子 |
○ |
○ |
○ |
1 |
10 |
| 無会派 |
西本勉 |
○ |
○ |
● |
1 |
7 |
| 協働ネット21 |
石川尚志 |
● |
○ |
● |
|
4 |
| 伊藤初美 |
● |
○ |
● |
1 |
6 |
| 岩本和強 |
● |
○ |
● |
1 |
6 |
| 神野敬二 |
● |
○ |
● |
|
5 |
| 西原司 |
● |
○ |
● |
1 |
8 |
| みどりの風 |
大石豪 |
● |
○ |
● |
1 |
8 |
| 大條雅久 |
● |
○ |
● |
1 |
9 |
| 永易英寿 |
● |
○ |
● |
1 |
8 |
| 村上悦夫 |
議長 |
議長 |
議長 |
|
2 |
| 公明党 |
佐々木文義 |
● |
● |
● |
|
4 |
| 真木増次郎 |
● |
● |
● |
|
2 |
| 藤原雅彦 |
● |
● |
● |
1 |
3 |
| 真鍋光 |
● |
● |
● |
|
5 |
| 自民クラブ |
伊藤謙司 |
● |
● |
● |
|
4 |
| 伊藤優子 |
● |
● |
● |
1 |
5 |
| 加藤喜三男 |
● |
● |
● |
|
2 |
| 近藤司 |
● |
● |
● |
1 |
3 |
| 自籏愛一 |
● |
● |
● |
|
2 |
| 仙波憲一 |
● |
● |
● |
|
4 |
| 高橋一郎 |
● |
● |
● |
|
3 |
| 藤田豊治 |
● |
● |
● |
1 |
3 |
| 藤田統惟 |
● |
● |
● |
|
1 |
| 藤田幸正 |
● |
● |
● |
|
3 |
| 古川拓哉 |
● |
● |
● |
1 |
6 |
| 山本健十郎 |
● |
● |
● |
|
1 |
中萩保育園の民営化ストップ!
明るく活気ある保育所を
9月議会では、中萩保育園の民営化の提案が見送られました。保護者のみなさんを中心とした運動の成果です。
日本共産党は、三つの角度から、民営化を批判する質問をおこないましたので、紹介します。
(1)八雲保育園を検証してから協議を
中萩保育園保護者からの陳情ですが、八雲保育園を検証して、民営化を協議してほしいという要望に応えるべきです。
今一つは、中萩で唯一の公立保育園の民営化計画は見直してほしい。
(2)民営化で変わる保育所
「元気がない」「挨拶がない」「明るい雰囲気が欠けている」「親とのコミュニケーションがない」「不安がある」(南沢津保育園の保護者アンケートから)―。本来、保育所は活気のある明るいところ、保育士にとっても笑顔で働ける職場であるはず。民営化が影をおとしているとしたら、大変です。
(3)無理な態勢でのスタート
南沢津保育園の保育士さん20名中12名が臨時、そして新規が7人も。新居浜社会福祉事業協会に、八雲に続いて大きな保育園を二つも引き受けさせたのには相当無理があり、トラブルもある意味では避けられない。決して保育士さんの責任でなく強行した市の責任です。
福祉部長答弁
保育士20名中、新規7名となっており、保護者の皆様にはご心配をおかけした。移管後、市としても4月から人的支援として市保育士2名を、新規保育士の指導とスムーズな移管のため支援をしております。
市長答弁
最初の段階で、民営化の出し方に問題があったと反省している。八雲保育園を検証してからすすめる。
(共産党議員が3万数千名の署名をうけとめ民営化を止めるべきと迫ったことにたいし)署名の問題は先の市長選でクリアしていると考えている。
「高齢者福祉計画2009」の進捗状況をただす
いま安心して利用できる介護保険制度への抜本的見直しが求められています。9月市議会で日本共産党は、「新居浜市高齢者福祉計画2009」の内容と進捗(しんちょく)状況をただしました。その一部を紹介します。
問・整備計画と進捗状況 ※計画は下の表を見てください。
進捗状況についての市の答弁
―小規模特別養護老人ホームについては、09年度半ばから1施設、10年度半ばから3施設、10年度末から1施設の合計5施設が開設予定です。
認知症グループホームは、12施設のうち09年度の4施設を決定し、それぞれの法人において開設にむけての整備がすすめられています。
問・低所得者対策について
答弁―住民税非課税世帯の方は施設利用が困難にならないよう所得段階に応じて、施設における居住費と食事の自己負担限度額を決めています。
問・ショートスティが足りないと言われるが。
答弁―市内のベッド数は143床で、特別養護老人ホームなどに併設されているほか、特別養護老人ホームの空きベッドを利用することもあります。
介護保険事業計画の中での必要数は、現況のベッド数が満度に活用されておれば充足されると見込んでおります。
| 新居浜市の介護ベッドを増やす計画(455床、2009~2011年) |
| 施設別 |
ベッド数(施設数) |
利用者負担月額※ |
| ●地域密着型介護老人福祉施設(小規模特養29人) |
174 床(6施設) |
約5万5千円 |
| ●認知症対応型共同生活介護(グループホーム) |
216床(12施設) |
約11万円 |
| ●特定施設入居者生活介護(ケアハウス) |
65床 |
約7万7千円 |
※介護保険適用の1割負担に加え、居住費と食費、日常生活などは別途必要。施設により差があります。
学校給食米への補助金復活を
共産党議員が、学校給食の試食会に参加。「給食の米飯はおいしくない」と他の議員とも見解が一致しました。そこで市に次のことを要求しました。
「食育教育、地産・地消が叫ばれているとき、主食はもっとおいしいご飯をたべさせてください。安心・安全の地元産米、生産者の分かるお米を」「今治市、四国中央市は㎏あたりの差額46円を全額補助。新居浜でも05年度まで実施していた。ぜひ復活してほしい」。
教育長答弁
子どもたちに喜ばれるおいしい給食づくりのため、地元産米の全量確保にむけ、補助金制度の活用を含め、市学校給食会、県学校給食会、JAにいはま等の各関係機関と協議を行ってまいりたい。
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